戸建て住宅リフォームサービスシステム技術マニュアル

塗替え工事仕様(窯業系サイディング外壁面塗替特記仕様)
外  壁
  窯業系サイディング
仕様Gc−T2 1液形弱溶剤形ポリウレタン塗料塗り
工程 使用塗料 標準保証期間(年間) 保証する性能
標準地域 海 岸 部
下塗材 専用水系シリコン浸透シーラー
専用水系微弾性フィラー
専用溶剤系下塗
3年 2年 剥がれなし・膨れ・
極度の変退色
上塗材 弱溶剤1液形ポリウレタン塗料

【塗装工程】
工 程 施工用具 希釈率
(%)
所要量
kg/u
塗面積
u/缶
塗装間隔
下地調整 現場の状況に応じて劣化程度がA・B・CまたはDに該当する場合は、表−1aの下地調整
による。
高圧水洗は劣化程度に関係なく共通して実施する。
下塗 ウールローラー・刷 毛・エアレス 時間以上
上塗1回目 ウールローラー
刷 毛
エアレス
時間以上
上塗2回目
下塗り塗料の選定は旧塗膜の種類・劣化程度等により選定し、塗料メーカーの特記による。
※上記各数値は全て標準のもので、施工方法・施工条件により多少の幅を生じることが有ります。
【工  法】
1.施工されているシーリングが劣化し、ひび割れしている場合は、打ち直しを行う。
2.打ち直す場合のシーリング材は純シリコン系、ポリサルファイド系シーリング材は汚れが
  発生するおそれがあるので使用せず、塗料メーカーの指定する1液変性シリコン系シー
  リング材、ポリウレタン系シーリング材を用いる。
3.下塗りの微弾性機能は、塗付量によって異なるので、所定の塗付量を塗装する。
4.塗料は内容物が均一になるように十分攪拌する。
5.希釈する場合、薄め過ぎは隠ぺい力不足、仕上り不良となりますので注意し、所定の割合
  で行う。
6.刷毛塗り仕上とローラー塗り仕上が混在する場合、塗付量、表面肌が異なり色相差が出来
  るので、刷毛塗りの部分は、希釈割合の所定内で希釈を少なくして塗装する。
7.汚れ、傷などにより補修塗りが必要な場合が生ずるため、使用塗料の控えは必ず取ってお
  き、同一塗料、同一塗装方法で補修塗装を行う。
8.釘頭には、あらかじめ錆止め塗料を塗装しておく。
9.プレハブ住宅の場合、ガスケット部(定型シーリング)に塗装すると、ガスケット内の可塑剤
  の移行により塗膜の汚れが発生したり、剥離したりする場合があり注意し、製造メーカーと
  協議する。
10.藻・カビの発生が著しい場合、或いは徹底的に藻・カビの発生を押えたい場合は、製造メー
  カーの指定する材料・工法により処理をする。
【注意事項】
1.塗膜が弾性塗料及び単層形弾性塗料で上塗りまたはベース塗り層に著しいふくれの発生
  している場合、再度ふくれを生じる場合があるので、旧塗膜を完全に除去する。
2.塗装場所の気温が5℃以下、湿度85%以上または換気が十分でなく結露の発生がしや
  すい場合は塗装を中止する。
3.極めて湿度が高く、空気の動きの悪い場所では、仕上り不良・付着不良の問題が発生する
  ので、注意し施工する。
4.塗装中に降雨・降雪のおそれがある場合及び強風時は塗装を避ける。
5.塗装時並びに塗料の扱い時は、十分に換気を行い火気厳禁とする。
6.吹付けの場合は、飛散防止のための養生を行う。
  建物の形状や施工部位、周辺の環境によっては飛散ダストによる汚れを生じることがある
  ため注意が必要。
7.製品の安全に関する詳細な内容が必要な時には、製品安全データシート(MSDS)を参照
  する。
【下地調整方法】
1.適用範囲
  窯業サイディング材)
2.旧仕上げ面の確認
   旧仕上げ面の種類の確認・旧塗膜が無機系、フッソ樹脂系塗料の場合は適用は避ける。
   劣化程度の確認(劣化程度の確認)

    A : 塗膜表面の劣化
    B : 塗膜内部の劣化
    C : 下地を含む劣化
    D : 著しいカビ・藻
   以上の劣化現象が複合して発生している場合は、程度の悪い方の劣化と判定し処理する。
3.下地調整
   旧塗膜の種類と劣化程度の確認後、劣化程度における下地調整(面の処理、高圧水洗、
   面の調整)の種類は表−1aによる。この選定は特記による。
表−1a  劣化程度における下地調整の種類
劣化程度
塗膜表面の劣化 塗膜内部の劣化 下地を含む劣化 著しいカビ・藻
現象 汚れ・変退色・光沢低下
・白亜化・白化等
われ、ふくれ、はがれ
、浮き、剥離
摩耗・腐食・クラック
エフロレッセンス等
著しいカビ、
藻の発生


調
面の処理 素地を傷つけないように、
ワイヤーブラシ・研磨紙等
で塗膜の表面の汚れ・付着
物を除去する。
ディスクサンダー、スクレパー、
研磨紙等により劣化し脆弱な
部分を除去し、活幕は残す。
ディスクサンダー、スクレパー、
研磨紙等により既存塗膜(劣化
膜・活膜)を全面除去する。
カビ取り剤によるによる洗浄
高圧水洗
面の調整   水性専用フィラーでの面調整
を行う。
水性専用フィラーでの面調整
を行う。
防藻・防カビ処理液にて
殺菌処理を行う

下塗り 上塗り
商品名 形態 液形 商品名 形態 液形
関西ペイント アレスポリマーレジン 弱溶剤系 1液 アレスエコレタン 弱溶剤系 1液
ロックペイント ビニロックエラスティックフィラー 水系 1液 ダイナロックウレタン 弱溶剤系 1液
スズカファイン ピナクルシーラー 溶剤系 1液 1液ワイドウレタン 弱溶剤系 1液

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